
夜職から昼職になるのは難しいという印象の人が多いと思います。
実際はどうなのでしょうか。
また、水商売をしていると辞め時が分からなくなってしまうのも良くあることです。
年を取ったらやめるイメージですが、そうではない事も・・。
今回は、夜職から昼職の難しさから水商売の辞め時についてまとめてみました。
Contents
水商売の辞めどきはいつ?
水商売はいつまでもできる仕事ではないと気付いている人も多いはずです。
しかし、人気がある人ならなおさら辞めるタイミングが分からなくなってしまいます。
実際にどんな風になったら水商売の辞め時なのでしょうか。
いくつかまとめてみました。
経済的にきつくなったとき
水商売は歩合制のところがほとんどです。
いっぱい売上を出すことが出来た月は沢山収入がありますが、逆になかなか売り上げられなかったときは収入が下がってしまいます。
前月と今月の差が少しなら良いですが、大きく差が開くとなると生活が大変になってしまいますよね。
そんな不安定さから抜け出すためにキャバ嬢を辞めるという人も多くいます。
年を重ねるごとに安定した生活を送りたくなるものなのかもしれません。
昼職との両立が難しくなったとき
昼職と掛け持ちをしているキャバ嬢もよくいます。
しかしその分睡眠や休息の時間を削って働いているのです。
若いうちは平気だったかもしれませんが、だんだんと体力的に辛くなってきてしまいます。
体力面以外にも昼職の勤務時間が長くなった時や昇給して副業をする必要がなくなった時も辞める事が多いタイミングです。
掛け持ちはいつかしんどくなってくるんですよね・・。
肌や体調に支障が出てきたとき
昼夜逆転の生活になってしまうので、どうしても肌や体調を悪くしがちなのが夜の仕事。
肌だけの異常だったら治療をして復活する事が出来ます。
しかしお酒で身体を悪くしてしまったら営業方法によりますが、飲み営だった場合もう復活できないほど致命的な事になってしまいます。
自分の体を第一に考えてほとんどの人が辞めていくタイミングです。
家族からの理解が得られなくなったとき
キャバクラだけでなく、夜職は家族からの理解をなかなか得られない事がよくあります。
結婚して旦那さんがキャバクラで働くのを反対したから引退をしたりすることもあります。
家族や周りの人からの理解が得られないと、なかなか続けていけないので辞めてしまうのでしょう。
夜の仕事はそういった面でもなかなか難しい事があるのです。
やっぱり歳を取ったら辞める人が多い
あまり歳を取ったキャバ嬢はいません。
キャバクラの魅力は、若くて綺麗な子とお酒を飲みながら話ができるという所です。
しかし歳を取ってしまうとその魅力が減ってきます。
キャバクラは常に新しいかわいい子が出てくるので、人気がなくなり収入があまりなくなってしまうなんて事もありえます。
何歳くらいまでなら働けるのでしょうか。
水商売の年齢の限界は店やエリアによっても違う
水商売が出来る限界の年齢はそのお店の平均年齢やコンセプト、そしてエリアによっても変わってきます。
あの日本一の繁華街歌舞伎町にも30代前後のキャバ嬢は沢山いるんです。
キャバクラの世界で若くて損をする事はほとんどないですが、年齢が上がってくると「若い子をつけてほしい」というようなフリーの席にはつけなくなってしまうことも・・。
しかし、熟女キャバクラのようなところで働くと平均年齢が上がりますし、大人の女性が好みのお客さんが多くなっていきます。
熟女キャバクラの平均年齢は30代後半から40代。
なかには50代のキャバ嬢もいるところもあります。
働くお店を変えていくことで働ける年数を稼いでいくことが出来るのです。
水商売を辞める理由は他にもある
年齢や体調的な面でキャバ嬢を辞めていく人もいますが、それだけが水商売を辞める理由ではありません。
どちらかというと年齢や体調はネガティブな辞める理由です。
しかしポジティブな理由で辞めていく人も沢山います。
キャバクラじゃない他の事をしてみたい・自分の夢をかなえるためなど本当にさまざま。
辞めるというのはネガティブな事かもしれませんが、本人たちはポジティブに次に進んでいる事がほとんどなんですよ。
夜職から昼職への転職は難しくない!
以前は夜職をすると昼職に転職するときにすごく苦労するという印象がありました。
ですが現在は人手不足もあり求人が沢山あります。
なので夜職から昼職への転職も少し前よりもしやすくなっているんです。
しっかりと準備をしてから面接する事で、さらに難易度を下げる事が出来ます。
しかしいきなり準備と言っても何をしてよいのか分からないという事もあると思います。
一体どんな準備が必要なのでしょうか。
夜職から昼職に転職するときに必要な準備
長年夜職をしてきた人が昼職に転職するときは準備が必要です。
準備をあまりしないで面接などに行ってしまうと思いもよらないミスをしたり、自分自身は普通だと思っていた事がとても失礼な事だったりすることも。
そんなことが無いように、まずは準備です。
最初にしたことが良い事は、昼夜逆転の生活を正すことから。
昼職に転職するという事は、長年習慣になっている起床時間や活動時間を変えなければならない事になります。
最初は辛いはずです。
しかしそれを乗り越える事が出来なければ、昼職に転職する事は不可能になってしまいます。
それと同時に、見た目も変えていかないといけません。
夜職はキラキラしていて派手な印象ですが、昼職で夜職の見た目のままでいられるところはなかなか無いのが現状です。
夜職上がりだと面接先の企業に分かってしまうと、すごく厳しく見た目や身だしなみを見られる事もしばしば。
厳しく見られたとしても抜け目のないように、しっかりとした身だしなみで挑みたいですね。
転職しやすくするにはコツがある
昔よりは簡単になった夜職から昼職への転職。
しかし、なかなか一筋縄ではいかない事もあります。
実は、転職しやすくするコツがあるんです。
数個あるのでそれぞれまとめていきます。
資格を取る
1番効果があるのはこの方法です。
それぞれの仕事で使う専門性のある資格がいくつかあるはず。
その資格についてまずは調べてみて、1番有利になりそうな資格を取得する事で圧倒的に採用率が変わってきます。
未経験歓迎の求人は人気の職種であればあるほど沢山の応募者がいるはずです。
その沢山の中で少しでも目につくようにしたいですよね。
人手不足の業界を狙う
外勤事務や介護士などは人手不足で有名です。
人手不足の業界は未経験者でも良いので力になってほしいと考えます。
なので面接のときにすごくひどい事をしなければ落ちる事は少ないでしょう。
どんな業種が人手不足なのか調べてみると良いかもしれません。
夜職で身に着けたスキルを使う
夜職をしていた人は頭の回転が速くて話が上手な方が多いです。
そんな人に向いているのが営業職や販売職。
今までの武器を同じように使う事が出来るのはとても心強いです。
それに元夜職の人を優先的に採用したいと思っている企業もあるので、チャンスが多いでしょう。
水商売を辞めた人は何をしてる?
今までは夜職から昼職の転職についてまとめていきました。
しかし水商売をしている人達がやめた後、すべての人が昼職になるわけではありませんよね。
水商売を辞めた人は何をしていることが多いのでしょう。
気になりますよね。
どんな事をしている場合が多いのかまとめてみました。
経営者
超人気キャバ嬢に多いのが経営者になるパターン。
あの元人気キャバ嬢の愛沢えみりさんも経営者として活躍しています。
主に多いのがエステなどの美容系やアパレル関係の会社の設立です。
キャバ嬢として人気になれば女性ファンがいる場合も多いので、ビジネスとしてうまくいきやすいのではないでしょうか。
しかし、しっかりと経営の事について勉強をせずに第3者に任せていたりした場合、思いもよらないトラブルになってしまう事もあります。
なのでやりたい事業があるのならしっかり自分で経営について勉強をしましょう。
結婚や出産
結婚や出産を機に夜職を引退する人もいます。
少し前の水商売の女の人達はこのパターンが1番多かったかもしれません。
結婚を隠して働いている女の子も中にはいますが、旦那さんの理解が必要になってきますし、妊娠の事を考えるとなかなか続けていけないのでしょう。
結婚や妊娠は引退理由としては結構多いですが、復帰する確率も高い理由なのですよ(笑)
実家で家事手伝い
実家が会社経営などをしている人は実家の仕事や家事を手伝うという場合もあります。
しかし当たり前ですが、誰でもこの立場になれるわけではありません。
実家がお金持ちだったり会社経営をしていないとなかなか厳しい部分もあるでしょう。
実家に戻る場合は元々夜職として働く事を反対している場合が多いので、戻るしかなくなったという人も中にはいたかもしれません。
ですが少し羨ましい気持ちになってしまいますね。
ネイリストや美容師
ネイリストや美容師も元夜職の人が多いです。
ネイリストは自宅でサロンをする場合は資格などはいりません。
なので開業しやすいのです。
サロンスタッフや美容師は免許が必要になりますが、キャバ嬢として働きながら学校に通っていて卒業と同時に引退というパターンもあります。
しかもネイリストや美容師は見た目が派手でも許される場合が多く、おしゃれな人には人気の職業です。
エステティシャンやアパレルスタッフ
エステティシャンやアパレルスタッフにも元夜職の人は沢山います。
エステティシャンやアパレルスタッフは綺麗さや営業力が大切になってきます。
綺麗さや営業力はキャバ嬢時代からのスキルで無意識に使えるものが多いはず。
自分自身の武器で戦う事が出来るのがこの職業ですし、ぴったりな人が多く転職先にも選ばれやすいのでしょう。
その他おすすめの職業
その他にも元キャバ嬢におすすめの職業はいくつかあります。
それは何なのかまとめてみました。
コールセンター
コールセンターと一括りにしていますが様々な種類があります。
しかしどんなコールセンターでも、ヒアリング力が大切になってくるのです。
キャバ嬢は聞く力を持っている人が多くいます。
なのでお客さんが良い気分になる電話口の受け答えが出来るのです。
それに髪色やネイルが自由な所が多いので、今までとあまり見た目を変えたくない人にもおすすめですよ。
受付
美容クリニックなどの受付も元キャバ嬢におすすめの昼職です。
受付は見た目が綺麗な人が採用されがちな所がまだあります。
それが美容クリニックともなるとなおさらです。
キャバ嬢として働いていたという事はどんな人でも少なからずメンテナンスをしているはず。
そのような人が受付に欲しいと求められる業界もあるので、元キャバ嬢にはとても良い転職先ではないでしょうか。
まとめ
今回は夜職から昼職は難しい?から水商売の辞め時についてまとめてみました。
夜職は短命なように思われがちですが、自分のお店を持つこともできますし、プレイヤーではなくプロデューサーとして夜の仕事を続けていく事も出来ます。
昼職として新しい道に進む事もでき、昔よりも沢山の道があるのはとても良い事ですよね。
自分が将来どうなりたいのかをしっかり考えて将来設計していくことで成功が近づいてくるのではないでしょうか。