
18歳から8年間キャバ嬢として働き、その後はタレント。
2019年に芸能界を引退して現在は保育士として働いている立花胡桃さん。
そんな彼女が書いた作品「ユダ」は立花胡桃さんのキャバ嬢時代の実話を書いたものなのだとか。
2009年に出版された「ユダ」は2011年に映画化されています。
映画を実際に見た人の感想は?ネタバレは?など気になる事が沢山ありますよね。
今回は実話の「ユダ」映画を見た人の感想、ネタバレまで詳しく調べていきます。
Contents
立花胡桃のユダって何?
立花胡桃さんが出版した「ユダ」
なぜ「ユダ」と言う題名なのか。それはこの言葉の意味にありました。
「ユダ」とは裏切り者という意味で使われます。
キリスト教の話になりますがイエス・キリストをお金で売って裏切りイエス・キリストが処刑される原因を作った弟子の名前が「ユダ」です。
そのことから裏切り者を「ユダ」と言ったりします。
この「ユダ」という名前はこの物語にとてもあっていると絶賛されていました。
立花胡桃が自伝小説「ユダ」を出版
2007年にキャバ嬢を引退した立花胡桃さん。
2009年にキャバ嬢時代の体験をもとにした自伝小説「ユダ」を出版します。
カリスマキャバ嬢として有名だった立花胡桃さんが自伝小説を出版するというのは当時とても話題になりました。
「ユダ」は上下巻で販売されその引き込まれる内容に驚いた人も多かったよう。
立花胡桃はユダで作家デビュー
「ユダ」を出版したときに作家としてもデビューした立花胡桃さん。
- 2011年に「毒女の生きざま」
- 2013年に「不二子の掟」
を発売しています。
女性を引き込む内容で「ユダ」と同じく話題になりました。
立花胡桃のユダは映画化になった
2013年「ユダ」は映画化されます。
監督はあのクローズZEROなどの助監督を務めた大富監督。
何度も映画化の話を持ち掛けられていたが断っていた立花胡桃さん。
しかしキャバクラの世界を知るために体験入店までした大富監督を見て感激し映画化に踏み切ったのだそう。
出演者はオーディションで決定されましたが、ヒロイン役のオーディションは応募が3000を超えるほどの件数だったのです。
どれだけ「ユダ」の映画化が話題になっていたかわかりますね。
立花胡桃のユダは実話!
過激なシーンも多く作り物の世界に感じてしまう「ユダ」の世界観。
しかし「ユダ」を書くにあたってもとにしているのが立花胡桃さん自身の人生です。
あくまで立花胡桃さんの人生をもとにしているだけですべてが事実ということはないと思いますが、似たような世界で8年間も過ごしてきたのはすごいですよね・・。
掲載元:https://www.oricon.co.jp/news/2003384/photo/7/
立花胡桃本人は映画に出ていない
自身の人生を書いた小説の映画化なので立花胡桃さんが出演しているのかと思われる人も多いと思いますが、立花胡桃さんは映画に出演していません。
ヒロインのカリスマキャバ嬢役には応募人数3000人の中を勝ち抜いた水崎綾女さんが出演しています。
水崎綾女さんと言えばNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」や「怪物くん」にも出演しています。
「ユダ」では普段と全く違う水崎綾女を見ることができますよ。
掲載元:https://www.cinematoday.jp/news/N0045834
映画ユダの内容がやばい!(ネタバレあり)
映画化された「ユダ」ですが、その内容がやばいと話題になりました。
トラウマから人を信じることを辞め男への復讐心とお金への執着。
何とも言えないドロドロさがこの作品の引き込まれるところ。
この小説や映画を見て異常だと思えなくなってしまったらその世界に引きずり込まれているのかもしれません・・。
実話映画ユダの内容:前半
高校2年生で彼氏との子供を妊娠してしまった主人公の絵里香。
妊娠の件で彼氏と口論になり顔にけがをしてしまいます。
そのままファミレスのバイトに行った絵里香ですが、顔のけがを見られてしまい治ったらまた働くようにと言われ帰されてしまいます。
そんな帰り道に新海というキャバクラのスカウトに声を掛けられ、ケガが治ったら連絡するようにと電話番号を渡されました。
中絶手術をするためにお金が必要だった絵里香はお金がたまるまでと決めて大宮のキャバクラで働き始めます。
5日間で必要なお金を準備することができた絵里香はなんとファミレスのバイトを辞めてキャバクラで働き続けたのです。
このあたりから絵里香は人を信用することを辞めて嘘を並べ自分ができる1番の接客をします。
大宮でナンバー1になった絵里香は歌舞伎町で働きたいと言い始めたのを聞き、スカウトマンの新海は歌舞伎町の高級店を紹介。
入店日から自分と歌舞伎町のナンバー1の違いに圧倒され自信を無くしていたころに大宮で働いていた時の常連が来店してくれます。
歌舞伎町でも常連になってもらったがそこは高級店。
お金がないと言われ行くのを渋られる日が続きますがそこを言葉巧みにつなぎとめるのが絵里香です。
その頃にはナンバー2まで上り詰めていました。
実話映画ユダの内容:後半
お店でナンバー1のキャバ嬢についてほしいお客さんがいると言われ接客をします。
そのお客さんと絵里香は徐々に親密になり個人的にも会う仲に。
いつも通りVIP席で接客をしているとナンバー1のキャバ嬢が泣きながら入ってきて「その客は私の彼氏だ」と言われます。
その騒動がありナンバー1だったキャバ嬢は店を辞めて絵里香がナンバー1になりました。
店に来ていたお客さんに心を惹かれ始める絵里香でしたが、突然そのお客さんに「もう会えなくなる」と言われてしまいます。
急いでその客の部屋に行きましたがもうそこに姿はありませんでした。
家にこもっていると新海が来て夜の仕事を辞める事を告げられます。
「絵里香ももういいんじゃないか」と言われたのをきっかけに大宮に戻った絵里香はビルで高校生の自分を思い出し歌舞伎町で貯めた金をばらまきます。
立花胡桃のユダの評価は?
夜の世界にあまり馴染みのない人からすると異常な感じしかしなく見ていても怖いだけに思ってしまう映画。
しかし夜の世界を知っている人間からすると他人事にはとても思えないというのが現実のようです。
何を得て何を無くすのか見ていてぞわぞわする映画です。
「キラキラしているのにどこか暗い感じがするのがリアル」「昔を思い出した」などと言われています。
まとめ
今回は立花胡桃の「ユダ」がやばい理由や映画のネタバレや感想迄まとめてみました。
キラキラしている裏側は暗くて深い洞窟のような世界なのかもしれないと思わせてくれる立花胡桃さんの「ユダ」はすごい作品です。
現在は引退してしまっていますが、いつかまた出版してくれると嬉しいですね。