
キャバクラの仕事内容があまり分からない人も多くいると思います。
一体どんな仕事内容なのでしょうか。
また1日の流れややりがいそして辛いことなども気になりますよね。
今回はキャバクラの仕事内容から1日の流れ・やりがいや辛いことなどを詳しくまとめていきます。
Contents
キャバクラのお仕事内容(店内)
世の中にはアパレルやホテルなど様々な場所で接客の仕事があります。
キャバクラも接客業の1種ですが、究極の接客業と言われていてその仕事内容はその他の接客業とは全く違うものになります。
接客のプロであるキャバ嬢達は店内ではどんな仕事をしているのでしょうか。
接客・お客さんとのおしゃべり
キャバクラの1番基本的な仕事がお客さんとのおしゃべりです。
普段なかなか話すことが出来ないような、かわいいくておしゃべり上手な女の子と非現実的な空間の中で関わる事ができるのがキャバクラの良いところ。
キャバクラでしか楽しむ事が出来ないような時間を提供しているのがキャバクラなので、おしゃべりが上手になると必然的に自分を指名してくれるお客さんは増えていきます。
すぐに上達するものではありませんが、先輩キャバ嬢の良い部分を少しずつ参考にして自分の力にしていきたいですよね。
お酒を作る
キャバクラではお客さんとお話をしながらお客さんのお酒も作っていきます。
それもただ作ればよいという訳ではなく、作り方にもマナーがあるのです。
- ボトルをグラスにつけない
- ラベルを上に向ける
- ボトルのキャップは手に持ったまま
- 氷の動きを止めてからマドラーを抜く
- グラスの水滴を拭く
などと沢山のマナーがあります。
このことを気を付けてなおかつ話を続けながらお酒を作っていかないといけません。
最初は大変ですが慣れてくると無意識にやる事が出来ますよ。
灰皿やおしぼりの交換
灰皿やおしぼりの交換も忘れてはいけません。
どのタイミングで交換するのがベストかと言うと・・。
~灰皿~
店によって違いますが、だいたい吸い殻は2本までです。
2本溜まっていなくてもチャームのなどが入っていて使いにくそうだなと思ったら交換してОKです。
灰皿交換には順序があります。
汚れた灰皿の上に綺麗な灰皿を重ねる→テーブルの端に移動→お客さんに前に新しい灰皿を出す。
こうすると灰が飛び散る事もなく綺麗に片付ける事が出来ます。
~おしぼり~
おしぼりにはつめしぼ・あつしぼ・かわしぼと種類があります。
それぞれ順番に冷たいおしぼり・温かいおしぼり・乾いたおしぼりです。
おしぼりを変えるタイミングはお店によって変わりますが、基本的には手を拭いて汚れたら交換と覚えておきましょう。
タバコに火をつける
タバコに火をつけるのもキャバ嬢の仕事です。
火をつける時は自分の体の近くで火をつけてからタバコまで運びましょう。
またマッチで火をつける時には注意が必要です。
マッチをこする時は自分に向けてこするのがマナー。
もしも火の粉が飛んでもお客さんに飛ばないようにするためです。
お客様さんとの交渉も仕事の1つ!
延長など時間の交渉からボトルやシャンパンの交渉もキャバ嬢の仕事です。
交渉が上手なキャバ嬢は毎日のようにボトルやシャンパンが卓の上に沢山あります。
最初はどうやって交渉したら良いのか分からずなかなか難しいかもしれませんが、コツを掴むとどんどん自分の売上に繋がります。
先輩キャバ嬢達の交渉方法を参考にすると、コツを掴むのが早くなるかもしれません。
キャバクラのお仕事内容(店外)
最高の接客業と言われるキャバクラの仕事はお店の中だけでは終わりません。
お店が始まる前、そして終わった後も仕事が続きます。
キャバクラが楽な仕事だと思っている人もいるかもしれませんが、時給が発生しないところでも働かないといけないのがキャバ嬢という仕事。
勤務時間はあってないようなものなんです。
キャバ嬢は店の外でどんな仕事をしているのでしょう。
同伴・アフター
同伴やアフターも大事なキャバクラの仕事です。
この2つは似ているようで違ったものになります。
どのように違うのでしょう。
~同伴~
同伴は営業時間前にお客さんと待ち合わせをして買い物やご飯に行きます。
お店の出勤時間に間に合うように、買い物やご飯を終わらせてその後一緒に店に行くのが同伴です。
同伴はバックが付きますし、確実に来店に繋げられるので給料アップには必須になります。
またお店側としても同伴を沢山してくれる子は、お客さんを沢山呼んでくれるのでお店からの信頼もアップするので重要な仕事です。
~アフター~
アフターはキャバクラの営業が終了した後にお客さんと一緒にバーなどに行くことです。
キャバクラの営業は終了しているので基本的にお給料は発生しませんが、長いアフターをしていたと分かると気持ちとしてお金を渡してくれるお店もあります。
またお客さんからプレゼントがもらえたり、次の指名にもつながりやすくなるのでアフターも大切な仕事です。
しかし、お酒が入った状態でお客さんと店を出るので人が少ない場所や2人きりになるような場所は注意が必要なのもアフターです。
ヘルプ
ヘルプは指名のキャバ嬢をサポートする役です。
指名のキャバ嬢が席に居る時は盛り上げて、居ないときはお客さんに退屈をさせないようにしないといけません。
指名のキャバ嬢が居ない時間もお客さんはお金を払っているので、どれだけ楽しませる事が出来るかが大切です。
指名のキャバ嬢といて楽しいのはもちろんですが、指名のキャバ嬢が席を外している間でも楽しいキャバクラが1番なので、ヘルプだからと言って気を抜かないで接客したいですね。
営業LINE
お客さんに営業のLINEをするのも大切な仕事。
営業LINEだけでなく、どうでも良いネタ要素のある連絡をする事で返信率が急に上がるので、少しネタ要素のある面白LINEをすると良いかもしれません。
またキャバ嬢の中には店に来てほしいときだけ連絡するキャバ嬢もいるようですが、「来てほしいときだけ連絡してきてる」とお客さんを嫌な気分にさせかねません。
普段から自分の連絡できるタイミングでできるだけ連絡をするのが大切です。
キャバ嬢の出勤時間から1日の流れ
キャバクラの仕事をしたことがない人からするとキャバ嬢の1日の流れはなかなか想像しにくいものです。
一体どんな感じの1日を送っているのでしょうか。
起きてから出勤までの時間は、エステや美容外科に行ったりジムに行ったりと過ごし方は本当に様々。
しかし出勤してからはだいたいのキャバ嬢が同じような動きをしています。
キャバ嬢の出勤からの1日はどんなものなのか紹介していきます。
①出勤
出勤から1日が始まるのは働いている人はみんな一緒です。
大体のキャバクラの出勤時間は20時なのでそれまでに同伴を終わらせて全員のキャバ嬢達が出勤します。
出勤時にしっかり挨拶をする事で人間関係が円滑に回るようになるので、出勤をしたらしっかり挨拶をするのは大切です。
②ヘアメイクや着替え
出勤をしたらヘアメイクと着替えをします。
店によりますが、専属のヘアメイクさんがいるお店もあります。
そのような所に在籍すると自分でするのはベースメイクだけとなる場合もあるので、すごく準備が楽になりますね。
ヘアメイクがどうしても苦手な人は専属のヘアメイクさんがいるところを選ぶと良いでしょう。
③待機
ヘアメイクが終了して準備ができると指名のお客さんが来るまで休憩室で待機します。
待機中は女の子とおしゃべりしたり化粧直しをしたりとする事は自由です。
売上を沢山上げたいやる気のある子はこの休憩室でひたすら電話やLINEを送って、少しの時間も無駄にしないようにしています。
やり方は自分次第なので自分に合った待機時間にしているとストレスが溜まらないので良いですよ。
④同伴
基本的に同伴は出勤前に終わらせるので、20時の出勤時にはお客さんと一緒に出勤をしています。
同伴で出勤した子は待機時間がなく接客に入る事が出来るので、売上を上げるにはとても大切なのが良くわかりますよね。
同伴をした場合出勤時間を遅く設定しているお店もありますが、遅刻は厳禁です。
遅刻に罰金を科しているお店もあるので、せっかく同伴をしてもあまり意味がなくなってしまう事があります。
なので同伴はとても大切ですが遅刻には絶対に注意しておきたいですね。
⑤勤務
指名だったりフリーのお客さんが来るといよいよ仕事が始まります。
勤務中は上記で説明したように、お客さんと楽しく会話をしながらそのほかの雑務をこなしていきます。
フリーのお客さんや新規のお客さんには連絡先を教えてもらう事も忘れないでおきたいですよね。
※指名の女の子がいるお客さんには絶対に連絡先を聞いてはダメ!
暗黙のルールで知らない人もいますが、キャバ嬢同士の揉め事の原因になるので注意しましょう。
⑥アフター
営業終了後、予定が無ければそのまま帰宅になりますがアフターが入る事があります。
アフターがある場合は系列店のバーに行ったりしてお客さんの相手をします。
キャバクラの営業が終了しているのでもちろん給料は発生しませんが、その分お客さんとの仲が深まったりそれ以外の人脈が広がったりするのもアフターなので行って損はありません。
行く人には注意が必要ですが、いつも良くしてくれているお客さんならアフターに行ってみても良いのではないでしょうか。
キャバクラの仕事のやりがいって?
ここまでキャバ嬢の仕事内容を聞いてきて「自分じゃできないかも」と不安になってきている人もいると思います。
ですがキャバ嬢としてのやりがいを知る事で、自分に当てはまる事があれば頑張れる理由になるのではないでしょうか。
やる気があれば成り上がっていけるのがキャバクラの仕事の醍醐味です。
キャバクラの仕事にはどんなやりがいがあるのか具体的に紹介していきます。
指名をもらえて認められる
フリーや場内指名だったお客さんが本指名に変わった時はどれだけ経験を重ねても嬉しい事。
キャバクラにはかわいい子や接客が上手な子が沢山いる中で、自分のことを認めてくれた証拠です。
指名をもらう事でお客さん以外にもお店のスタッフからも認めてもらう事が出来ます。
自分の頑張りを認められるのは誰でも嬉しいはずです。
もっと認めてもらえるように頑張ろうとやる気に繋がるのも指名ですよね。
頑張りがそのまま給料になる
キャバ嬢の仕事はやる事も多いですし、時間も長いです。
しかし自分が頑張った分しっかりお給料に反映されて戻ってくるのもキャバクラの仕事の特徴。
沢山の仕事がありますが、自分の頑張りがそのままお給料になる仕事はなかなかありません。
頑張りが目に見える形で戻ってくるのはやっぱりやる気に繋がります。
お店に貢献できる
売上を沢山出すと店長やスタッフなどの人たちが褒めてくれます。
ナンバーに入ったりと目に見える形でしっかり成果が出るので、お店にどれだけ自分が貢献しているかわかるでしょう。
そしてその分やる気にも繋がります。
いつも支えてくれるお店の人たちに売り上げで恩返しできると自分自身も嬉しいですよね。
お店への貢献度も自分のやる気となるのがキャバ嬢の仕事です。
キャバクラの仕事には辛いことも
キャバクラはやりがいに繋がる嬉しい出来事も沢山起こる分、辛いことも他の職業よりは多いです。
辛いところばかりが目について辞めてしまうキャバ嬢も多くいます。
キャバクラで働く女の子たちはどんな事につらさを感じるのでしょうか。
指名が取れない
指名が取れない事はキャバ嬢にとってとてもつらい事です。
基本的に指名をとれていなくても給料は変わりません。
ですが、周りが沢山売上を上げていると肩身が狭くなり続けていくのがしんどくなってしまう事もあります。
人気商売なので波があるのは普通です。
自分で接客など工夫しても改善できないときは、お店の代表など自分の事をよく見てくれている人に意見をもらうのもとても自分のためになります。
出費も多い
キャバ嬢は稼げる分出費も多いです。
自分自身が商品になるので美容院・ネイル・エステに頻繁に行ってメンテナンスしないといけませんし、それ以外にもドレス代やお客さんへのプレゼント代もかかります。
これにプラスして送迎代やヘアメイク代がかかるお店もあります。
このほとんどは経費で処理しますが、個人事業主なので自分の稼いだ分から出ていっている事には変わりありません。
キャバクラの仕事をしていてこの部分が嫌になってしまう人もいるようです。
セクハラや面倒なお客さんもいる
沢山のお客さんの中でセクハラをしてくるお客さんや面倒なお客さんは0ではありません。
毎日セクハラや面倒なお客さんの相手をしているうちに、自分がボロボロになってしまって夜を辞めるという女の子もいます。
しかしキャバクラでセクハラはNGですし、面倒なお客さんも回避方法が分かれば傷つく回数も減ります。
セクハラのお客さんはあまりひどい場合は黒服に言ってもいいですし、面倒な客でお金を使ってくれないような人は切っても良いんです!
自分は接客する立場だから、と弱気にならずに強気でいましょう。
人間関係が面倒
キャバクラは女社会です。
最初は仲が良かったのに最近は仲悪いなど良くある話。
ちょっとしたすれ違いや価値観の違いなどで不仲になってしまうのです。
しかしキャバクラは仕事をしに行く場所で友達を作りに行っているわけではありません。
人間関係が面倒だと思ったら一匹狼になっても良いんです。
売れているキャバ嬢の最初はほとんどが一匹狼だったりするので、売れるチャンスかもしれませんよ。
生活リズム・健康維持が難しい
これはキャバクラだけでなく夜働いている人すべてに当てはまりますが、生活リズムや健康維持はとても難しいです。
どうしても夜型の生活になってしまうので体内のバランスが崩れて、不眠になってしまったり太りやすくなってしまったりします。
そんな状態で仕事を続けていると、辞めたくないのに体調不良で辞めないといけないという1番辛い状態になってしまいかねません。
そうならない為にもダラダラ寝るのではなく、何時までに起きると決めて起きたらジムや自宅で身体を動かす事でバランスが崩れにくくなります。
自分で意識しないといけない部分ですね。
まとめ
今回はキャバクラの仕事内容から1日の流れそしてやりがいや辛いことまでまとめてみました。
それぞれの店や人で辛い部分は変わってきます。
自分には合わないと思ったら違う店に移籍するのも全然ありです。
無理しすぎて自分を見失わないようにして頑張りたいですね。